子どもの肥満・糖尿病を予防するために・

1980年代、日本の小児2型糖尿病発生率は10万人あたり1~2人ほどでした。しかし最近は5~6人にまで跳ね上がっています。

 

2型糖尿病は大人に多い病気です。でも、「子どもだから2型糖尿病にはならない」とはいえません。
社会環境の変化とともに、大人の糖尿病は年々増えていますが、子どもの2型糖尿病も増加傾向がみられ、日本の小児では1型よりも高い発症頻度が示されています。


◆1型糖尿病は、大部分が免疫機序の異常によって発病し、インスリンの分泌がなくなってしまうタイプの糖尿病です。
治療にはインスリン療法が欠かせません。小児・若年期に多く発病します。1型糖尿病の発病には人種差があり、日本人では1年間に10万人あたり1~2人の発病で、欧米人に比べて著しく少ないです。


◆2型糖尿病は、遺伝的な体質に生活習慣によるからだへの負担が重なって発病するタイプです。インスリン分泌が全く途絶えるのではなく、分泌量の減少やインスリン抵抗性によって血糖値が上がります。治療は食事・運動療法が基本です。

 

子どもの2型糖尿病の最大の原因は肥満で、肥満の原因は特に脂肪のとりすぎです。
最近の子どもたちの約3人にひとりは脂肪エネルギー比が30%を超える食事をしています。
朝食の欠食、食べ過ぎや間食のとり過ぎなど食生活の乱れも問題です。

 

現在の肥満の子どもでは、すでに脂肪肝や肝機能異常、脂質異常、高インスリン血症などが見られる場合が多くさらに心配なことは、思春期肥満はそのまま成人肥満メタボリックシンドロームにつながりやすいので子どもの肥満には特に注意が必要です。

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